相続税の計算

相続税の計算とクレジットカードについて

被相続人がクレジットカードを使っていた場合、相続税の計算のときに利用状況を把握しておかなければなりません。

相続では、資産だけを受け継ぐのではなくて、負債も受け継ぐことになります。

ですから、例えば、クレジットカードの引き落としがまだの場合や分割払いで未払い金がある場合などには、これらは負債として扱われることになります。

それ以外にも、キャッシング機能を利用してお金を借りている場合にも、やはり負債として扱われることになるのです。

相続税の金額を計算するときには、これらの負債を差し引くことができますから、どれくらいの負債があるのかを把握しておくことは必要です。

また、相続するべきかどうかと言うことも考えなければなりません。もしも資産価値のあるものがほとんどなくて、負債の金額が数百万円にもなる場合には、相続するべきではないでしょう。

この場合には相続放棄の手続きをとるのが妥当だと考えられます。そのためにも負債の金額を把握することは必要だと考えられるのです。

クレジットカードについては、保険についても注意しておかなければなりません。保有しているだけで保険に加入できるものも多くあります。死亡した場合に保険金が支払われることになるのですが、この保険料については誰が契約者や保険料支払者が誰になっているのかによって異なります。

この点については、保険の契約に記載されているはずですから、約款をきちんと読んでおくことは必要でしょう。

カード会社が保険契約書となっていて、そしてやはりカード会社が保険料を支払っていることになります。このために、カード会社に対しては相続税ではなくて、一時所得として所得税が課税されることになるのです。

この保険金についてですが、これは被相続人の財産と見なされることになり、課税対象となります。ですから、保険金を受け取った場合には、相続税として課税されることになりますから、計算をする時点で把握しておくことが必要となってくるでしょう。

被相続人がクレジットカードを持っていたのかどうかと言うのはすぐに分かるとは思いますが、未払い金や借入金などの負債がどれくらいあるのかを把握するためには時間がかかることもありますから、手続きは早めに行う事が必要でしょう。

また、保険金の受取などの手続きも必要となりますから、相続が開始されたことを知った時点でカード会社に問い合わせることは必要となってくるのです。